1-1 はじめに



こんにちは
スタイリストの大山 旬です。

この度はオンラインスタイリスト養成講座にご参加していただきまして、誠にありがとうございます。

こちらの講座では、スタイリストとして独立を目指す方、既にスタイリストとしてご活動の方に、「稼げるスタイリストになるための方法」についてお伝えしたいと思います。

僕がこれまで10年間、スタイリストとして活動してきた中で経験した「成功のためのノウハウ」をすべて詰め込みました。この講座を受けることで、僕のような失敗を避け、なるべく最短でスタイリスト業を軌道に乗せていただくことを目的としています。

かなりのボリュームになりますが、一度だけではなく、何度も繰り返し読んでみてください。半年ごとに読み返すだけでも、新たな気付きが得られるはずです。みなさんの成長に応じて、学びとなる部分は変わります。

まだスタイリストとしての1歩を踏み出す前でしたら、こちらの内容にハードルの高さを感じるかもしれません。でも安心してください。何度も読み込むことで、確実にコンテンツの理解度は深まるはずです。

なぜこのようなコンテンツを作ったのか?


具体的な内容に入る前に、僕がこのようなコンテンツを作った理由について、自己紹介を混じえながらお話をしたいと思います。

僕が独立をしたのは2009年。今からちょうど10年前です。

独立前は会社員として5年ほど勤めていました。正直、独立願望はまったくありませんでした。転職をしようと思って会社をやめたのですが、その前にちょっとした思い出づくりの一貫として独立してみようと考えました。それがこのスタイリストの仕事でした。

当時の僕は、社会人としてのスキルも決して高くなかったため、独立後にもまったくお客さまが来ない時期が続きました。

スタイリストとして独立をしても、僕のことを知っている人は世の中にほとんどいないのですから、それも無理はありません。

当時の僕はホームページも持っていませんでしたし、ブログも書いていませんでした。しかも2009年にはSNSもほとんどありませんでした。つまりその頃の僕はスタイリストとしてこの世に存在していないのも同然でした。

スタイリストとして生計を立てるには、まずはお客さまに僕の存在を知ってもらい、「この人にスタイリングをお願いしたい」と思ってもらわなくてはなりません。

ところが当時の僕はというと、ファッションセンスにはそこそこ自信があり、既にこの業界で活躍している先輩方を見て、「すぐに追い抜せる!」と思っていました。

たしかにセンスという面では僕の方が上だったかもしれません。でもスタイリストとして活躍するスキルと、ファッションセンスというのは、実はまったくの別物だったのです。それに気づくまでに相当の時間が掛かりました。

準備をせずに業界に飛び込んだ結果・・・




ちなみに、僕にはスタイリストとしての師匠はいません。そしてスタイリストの学校にも通っていません。すべて自己流で「どうしたらお客さまに選ばれる存在になれるのか」を考え抜いて、トライ&エラーをひたすら繰り返してきました。

独立1年目は1日14時間くらい働いて、年収が30万円くらいでした。これは月収ではありません。年収が30万円です。時給換算したら恐ろしいですよね。超ブラック企業です。

2年目には年収は急激にアップしました。それでも年収120万円・・・とてもじゃないけど生活できるようなレベルではありませんでした。貯金は2年目には底を付き、そこからは借金生活。ほのぼのレ◯クにもお世話になる始末です。

何の戦略もないままこの業界に飛び込むと、当時の僕のように大失敗をします。働けど働けど、まったく利益が上がらない。いつになっても稼げるスタイリストになれない。その原因は今の僕ならわかります。

どうすればお客さまに選んでもらえる存在になるのか。そこに戦略がなかったことが一番の原因です。圧倒的な知識と準備不足です。

そして、誰かに頼ることなく、すべて自分の力だけでやろうと考えてしまったために、大きな遠回りをしてしまいました。

幸い、独立から4年が経った頃から、ようやく積み重ねてきた活動が実を結び、軌道に乗り始めました。そして今、スタイリストとして10年間という節目を迎えることができました。

この業界で勝ち残るためには?


ハッキリ言います。スタイリストとして食っていくのは簡単ではありません。僕の戦略が甘かったのは確かなのですが、僕と同時期にスタイリストを始めた人で、今でもスタイリストとして活躍している人は少ないです。

パーソナルスタイリスト、個人向けスタイリスト、カラーコーディネーター、骨格診断士、イメージコンサルタント、このような名前の付く仕事はたくさんあります。

いずれもこの仕事1本で生計を立てられている人は全体の1割未満です。それくらいこの仕事を本業にするのは難しいのです。

それはなぜかというと、当時の僕と同じように、ビジネスとしての戦略を持っていないからです。

「私だったら、お客さまをおしゃれにする自信がある」確かにファッションセンスは大切です。でもおしゃれな人なんて世の中にゴマンといます。ショップの店員さんであれば、誰でも一定レベルのコーディネート提案ができるはずです。

でも大切なのはそこではありません。お客さまをコーディネートする以前の話です。

そもそも、お客さまを集めることができなければこの仕事で食っていくことはできません。つまり僕たちの活動において、もっとも難しいのが「集客活動」なのです。

こんなことは誰も教えてくれませんでした。だから僕は大苦戦をしました。そして厄介なことに、この仕事は楽しいのです。だから、結果が出なくても、なかなかやめられない。借金をしてでも続けてしまう。当時の僕がまさにそうでした。

本格的にこの仕事を始める前に、まずはしっかりと知識を付けること。戦略を練ること。これはとても大切です。戦略がないままひたすら仕事をしても結果は出ません。もし当時の僕がこの講座をしっかりと学んで独立したら、きっと3倍の速さで軌道に乗せることができたと思います。

僕はスタイリストとして独立をしようというみなさんに「稼げるスタイリスト」になるための方法をお伝えしたいと思っています。

稼げるスタイリストになるための方法


このオンラインスタイリスト講座では様々なコンテンツを用意しています。その中でも、僕がもっとも重視しているのは、「お客さまをどのようにコーディネートするのか」ではありません。

あなたがスタイリストとしてお客さまに選ばれる存在になること。稼げるスタイリストになるための方法をもっとも重視しています。

正直、お客さまへのサービス提供というのは、実際にお金をいただきながら、ひたすら経験を積まなければ上達しません。ロールプレイングをいくら積んでも、やっぱり「机上の空論」に過ぎません。

僕も最初はスタイリストとしては素人同然でしたが、たくさんの実践を通して、確実に技術を磨いていきました。

スタイリング手法も確かに大切ですが、まずはどのようにお客さまを集めていくのか。自分をどのようなスタイリストとして差別化していくのか。ここをしっかりと設計できなければ、お客さまにサービスの提供がほとんどできないまま市場から撤退することになります。

ちなみに当社以外にもスタイリスト養成講座を展開している会社はいくつか存在します。どこのスクールも「ファッションの歴史」や「スタイリングの方法」について詳しく教えています。それも確かに大切です。

でも、それらをいくら学んだところで、独立後にどのようにお客さまを集めるかが分からなければ、そもそも食っていくことがでいません。

僕たちはスタイリストである前に、一人の経営者なのです。そしてマーケティング担当者なのです。まずはここをしっかりと理解してください。

常にビジネスについての学びを止めない




ファッション雑誌を読んだり、ファッションの専門書を読んで勉強することよりも、マーケティングの書籍を必死に読み込むことの方が数倍大切です。

僕は独立して10年が経つ今でも、日々学びをやめていません。学びへの自己投資を繰り返しています。ビジネスについて学び続ける意欲がなければ、絶対にこの仕事で食っていくことはできないからです。

決してこの仕事は「稼ぎやすい商売」ではありません。稼ぎたいだけなら、もっと他の仕事を選んだ方がいいです。それでも、この仕事には僕たちを夢中にさせてくれる「やりがい」があります。

お客さまが素敵になっていく様子を間近で見れるのはとても嬉しいことです。ファッションを通じて、お客さまの人生までも変えることができる。それがこの仕事の醍醐味だと思います。

また、会社勤めではなく、自分の商売で食っていく。この充実感は何物にも変えられません。そして、自分自身のライフスタイルを自由に選べること。これはとても素晴らしいことだと感じています。

僕はこの仕事を選んで、心から良かったと思っています。

せっかくパーソナルスタイリストという道を選んだからには、あなたの個性や才能を活かしながら、素敵なお客さまをたくさん生み出して頂きたいと思っています。

そしてあなたが臨んでいるライフスタイルを実現して頂きたいと思っています。

僕は全力で応援します。

それでは早速本編に入っていきましょう。

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