1-3 スタイリストに向いている人、向いていない人



あなたがこれから目指そうとしている「パーソナルスタイリスト」という職業には、向き不向きがあります。

自分に合っていないことに時間と労力を注ぎ続けることは、非常にもったいないことです。この業界にどっぷり入っていく前に、まずは自分に向いているのかを見極める必要があります。

まずはスタイリストに向いている人の特徴をいくつか並べてみたいと思います。

スタイリストが向いている人の特徴


①人の成長を見るのが楽しい

この仕事の最大の魅力は、「人の成長を間近で見れること」にあります。ファッションが変わり、人生までもが変わっていく。このような人の成長に喜びを感じられる人には、パーソナルスタイリストは向いています。

②新しいことを楽しめる人(ミーハー的感覚の持ち主)

今は変化のめまぐるしい時代です。この10年間でも、ブログ、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、そしてユーチューブなど、様々なツールがビジネスの場面で使われるようになりました。

また私たちが取り扱う「ファッション」というテーマもまた変化の激しい分野と言えます。

常に時代の変化を楽しむことができる、いわばミーハー的な感覚の持ち主にはこの仕事は向いています。一方で変化することに抵抗がある人には正直、難しいかもしれません。

③ファッションが好きで、四六時中考えていても苦にならない人

これは基本中の基本です。ファッション雑誌を読むのが好き。服を見るのが好き。服を着るのが好き。人を素敵にするのが好き。これは基本中の基本です。

抜群のセンスを持っているかどうかは、そんなに問題ではありません。とにかく好きかどうかが大切です。好きこそものの上手なれ、という言葉がありますが、好きであり続ければ、センスは必ず磨かれていきます。

④自分でビジネスをすることにワクワクできる人

パーソナルスタイリストの仕事が軌道に載るまでは、1日何時間も仕事に打ち込む必要があります。いわば一人ブラック企業状態です。それでも苦にならないかどうか。それは大きな問題になります。

僕は1日14時間くらい、毎日働いていました。それでも自分のビジネスを育てることにいつもワクワクしていました。自分が立ち上げたビジネスというのは、まるで子供のような存在です。それを育てるのが楽しくて仕方がない。そういう感覚の持ち主にはこの仕事はものすごく向いています。

④我慢強い・諦めが悪い人

この仕事を軌道に乗せるのには、それなりの時間が掛かります。根気強さは絶対に必要になります。色々なことを試しても、まったく成果につながらない。いつになったら軌道に乗るのか見えない・・・

それでも諦めない人。諦めが悪い人。ある意味で楽観的で、「そのうち上手くいくでしょ」と開き直れる人はとても向いています。こういう人は失敗しません。なぜなら成功するまで決してやめないからです。

僕も諦めの悪い人間なので、結果的に今も楽しくこの仕事を続けられています。

スタイリストが向いていない人の特徴


①シンプルに儲けたいという人

儲けるためにスタイリスト業を選ぶというのは、あまり賢明ではありません。なぜならこの仕事は、マンツーマンビジネスをベースとしているため、そこまで爆発的には儲かりません。頑張っても年商3,000万円くらいが1つの限界値かと思います。

他にも様々なビジネスがありますので、儲けることが一番の目的でしたら他を当たった方が良いでしょう。

②なるべくすぐに収入を得たいという人

パーソナルスタイリスト業を軌道に載せるには、それなりの時間が掛かります。僕の場合はこの仕事1本で生計を立てられるようになるのに4年は掛かりました。(かなり遠回りをしたのが原因ですが・・・)

どんなに上手くいったとしても、1〜2年の時間は必要になります。そのため、「今すぐ収入を得たい」という人には向きません。

たとえば一家の大黒柱で、一定の生活費が毎月必要になる人は、いきなりパーソナルスタイリストになるというのはやめた方が良いでしょう。しっかりと準備をしてから、この業界に参入してください。(参入のタイミングについては後ほど詳しく解説します)

一方で、副業としてパーソナルスタイリストをやってみたいという人であれば、トライしてみる価値は十分にあります。月に5〜10万円ほどを稼ぐのであれば、そんなに難しくはありません。

③誰かの下で働く方がラクだと考えている人

スタイリストは職人であり、経営者でもあります。自分のビジネスに責任を持って、どんどん新しい試みを取り入れていく必要があります。決して誰かが指示を出してくれるものではありません。

人に使われる方がラクだと感じる人、そちらの方が好きな人はそもそも向いていないのでやめておいた方が良いでしょう。

自分で道を切り開いていくのが好きな人にこそ、この仕事は向いています。

向き不向きを事前に知っておく




このようにスタイリスト業には向き不向きがあります。

会社員が向いている人もいれば、フリーランスが向いている人もいます。僕は典型的な後者でした。会社員時代は何をやってもあまり成果が上がりませんでした。

独立してこの仕事を始めてから、常に新しいアイディアが頭に思い浮かび、行動量が3倍になりました。これは向き不向きの問題です。自分に向いているものを取り組んだ方が、圧倒的に成果に繋がります。

世の中にはたくさんの仕事がありますから、きっとあなたに向いているものがかならず見つかるはずです。それがパーソナルスタイリストであったとしたら、とことんこの道を突き進んでください。

一方で「あえてやらない」という決断も、僕は決して間違いではないと思っています。どちらの決断も僕は応援します。

※この記事を読んで、パーソナルスタイリストを諦めようと思った方はご返金しますので気軽におっしゃってください。

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