3-2 コンセプトを考える



こちらのページでは「コンセプト」について考えていきたいと思います。

「あなたは誰をおしゃれにしたいですか?」

まずはこの質問について真剣に考えてみてください。そしていくつかの答えを紙に書き出してください。

【考えタイム・・・】

なるべく具体的に書いてください。

「おしゃれが苦手な男性をスタイリングしたい!」これではまだ抽象的です。もう少し具体的に考えてみてください。

いくつか例を挙げます


なかなかイメージが沸かない方のためにヒントを出します。たとえばこんな感じです。

■身長165センチ以下の小柄な男性をおしゃれにしたい

■ぽっちゃり体型の男性をおしゃれにしたい

■薄毛に悩む男性をおしゃれにしたい

■高身長の女性をおしゃれにしたい

■主婦をおしゃれにしたい

■婚活中のモテない男性をおしゃれにしたい

これくらい具体的だといいですね。

「誰をおしゃれにしたいのか」そして「誰にスタイリングを提供するのか」

これがあなたのサービスのコンセプトになります。ただ漠然と「おしゃれが苦手な人にサービス提供したい」というだけでは、他のスタイリストとの差別化にはなりません。

ほとんどのパーソナルスタイリストは、このコンセプトが漠然としています。そうなるとターゲットとするお客さまが広すぎて、誰の心にも響かないサービスになってしまいます。

自分はどんな分野に強みを持っているのか。何の専門家になっていくのか。これらを明確にすることでお客様に選ばれる存在になります。

僕の場合・・・


とは言っても、僕も独立当初はコンセプトなんて持っていませんでした。「おしゃれが苦手な人にサービスを提供したい」そんな思いでパーソナルスタイリストとして活動をしていました。

それでも、そこそこお客さまが来て下さいました。

なぜなら僕はブランディングが得意だったからです。これから解説していく、プロフィール写真の撮り方、ホームページデザインでの差別化など、「自分の見せ方」を工夫することで、他社よりも品質が良さそうに見せるのが得意でした。

だからこそ一定のお客さまを獲得することができました。

でもそれだけでは生活がギリギリ成り立つかどうかのレベルでした。もっと明確なコンセプトがあった方がお客さまにも選んで頂きやすいのではないか・・・そのように考えるようになりました。



そこで僕は、「経営者専門のスタイリスト」という新しいコンセプトを掲げました。あえて一般のお客さまは切り捨てて、経営者の方のみにお客さまを絞り込むことで、他社との差別化を図りました。

▼経営者専門のスタイリングサービス
https://shunoyama.com/

その結果、僕はこのジャンルで圧倒的なポジションを築きました。グーグルで「経営者 スタイリスト」もしくは「経営者 パーソナルスタイリスト」と検索すると、僕の名前が上位に表示されるはずです。

たくさんのスタイリストが存在する中で「経営者専門」と言い切っているところは、実はかなり少ないです。そうなると、この分野ではほとんど競合他社はいなくなります。これを「ブルーオーシャン」と呼びます。

一方で「パーソナルスタイリスト」というキーワードは競合他社で溢れかえっています。(※レッドオーシャンと呼びます)そこに専門性を持たせることで、一気に競合がいない世界へと変わります。

だからこそ、あなたにはパーソナルスタイリストの中でも、誰にどんなサービスを提供していくのかを明確にすることで、ブルーオーシャンを突き進んでほしいと思っています。

どのようにしてコンセプトは決めるのか?


ではどのようにしてコンセプトは決めればいいのでしょうか? そのヒントになるのが、先程の質問です。「あなたは誰をおしゃれにしたいですか」 これを具体的にイメージすることで、コンセプトが浮かび上がってきます。

コンセプトというのは、あなたのこれまでの経験だったり、得意分野だったり、もしくはコンプレックスからイメージを膨らませるのが良いでしょう。参考に同業他社のコンセプトを見ていきましょう。



▼フォースタイル
「服装心理学を使ったファッション提案」

代表の久野さんが学ばれてきた心理学とパーソナルスタイリングをミックスすることで完成した独自のコンセプトです



▼ファッションレスキュー
「パーソナルスタイリスト創業者が運営するスタイリスト養成講座」

→業界の創始者とも呼べる政近さん。「創業者だからこそ伝えられることがある」という強み持って、スクール運営に取り組んでいます



▼スタイリスト森井さん
「モテる男性を作るパーソナルスタイリング」

森井さんは独立当初から一貫して「モテ」にこだわって情報発信をしてきました。これはご自身の「ファッションを変えたらモテるようになった」という経験がきっかけとなっています。ここにはたくさんの潜在顧客がいるので、とても賢い戦略だと思います。



▼みなみ佳菜さん
「働く大人の女性のためのパーソナルスタイリスト」

とても素敵なコンセプトですね。ご自身も一人の「働く女性」として活躍する中で、同じような女性の方たちを応援したいというコンセプトはとても響くと思います。

顧客を限定しながらも、そこまでマニアックに絞り切っていないのも素晴らしいです。



▼SO styling
「経営者のためのスタイリスト」

経営者のブランディングを目的としたサービス提供を行っています。僕の場合、活動を3〜4年続けていく中で、経営者のお客様が多かったため、思い切ってターゲット層を絞り込みました。

一般の方ではなく、あえて経営者に特化することで客単価を大きく上げることができました。

コンプレックスを武器にする


このように、活躍している会社は独自のコンセプトを持っています。上記の例は、本人の経験をベースとしたコンセプトの選び方です。

一方で自分のコンプレックスも強力なコンセプトになります。

たとえば、ご自身が薄毛で悩んでいるとします。そういう方だったら、「薄毛男性専門のファッションコーディネートサービス」 このようなコンセプトでサービス展開すると良いでしょう。

コンプレックスはパーソナルスタイリストの仕事との相性は抜群です。このようなコンセプトを掲げてブログを書き続ける。すると検索でも上位表示されるようになります。

ブログでは「薄毛男性はどのようにファッションコーディネートをすべきなのか」など、具体例を挙げながら徹底的に解説します。同じような同業他社はほとんどいないため、きっと注目を集めるはずです。

INTIの例




実際に「薄毛男性専門の美容室」というのも存在します。このように独自のポジションを築くことで、メディアで取り上げられる機会も増えます。その結果、INTIはこの業界のトップランナーとして、順調に成長を続けています。

自分の悩みをあえて使ってコンセプトにする。これは非常に強力な武器になります。

コンセプトを全活動に生かしていく


あなた独自のコンセプトが決まったら、そこからが本格的なスタートです。コンセプトが不明瞭なままホームページを作ってしまうと、誰にも響かないものになってしまいます。

まずはコンセプトを明確にする。そしてそれらを活かしながらホームページやブログを作る。「コンセプト」がすべての出発点となります。正しい方向性さえ決まってしまえば、あとはひたすら情報発信を重ねていくだけです。

コンセプトで悩んだ際にはフェイスブックで一度ご相談ください。もっとも重要な作業の1つです。僕の方でもアドバイスさせていただきます。

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