3-7 デザインの考え方



ブランディングと言えば、切っても切れない関係にあるのが「デザイン」です。

僕たちが向き合っているスタイリスト業というのは、「ファッション業界」という華やかな世界です。だからこそ、見せ方にも工夫は必要です。できればスタイリッシュに見せたいものです。

次の章から具体的に解説するホームページデザインもスタイリッシュな方がいいですし、名刺やブログ、写真などもセンスが良い方がブランド価値が高まりそうな気がします。確かにそれは間違いではありません。

ただし、1つだけ覚えておいて欲しいことがあります。

デザインに凝れば凝るほど、お客さんにとっては、とっつきにくい印象を与えることになります。

私たちのお客さまはどんな人たちなのか?


僕たちパーソナルスタイリスト業というのは、一般的なファッションブランドとは異なります。何が大きく異なるのかと言うと、お客さまの層が違うのです。

センスの良いアパレルブランドには目の肥えた、センスの良いお客さまが集まります。だからこそ、隅々までスタイリッシュじゃないと説得力が感じられません。高級なアパレルブランドのホームページがダサかったら、残念な気持ちになりますよね。

ホームページだけではなく、お店の袋(ショッパー)、お店の内装、インテリア、DMまで、すべての世界観が統一されていることが大切です。これこそ「ブランド」の使命です。

一方で僕たちパーソナルスタイリストのお客さまというのは、ファッションが苦手な方たちです。そのような方々に、センス抜群のホームページを見せたとしたらどうでしょうか。

間違いなく引いてしまいます。おしゃれなお店に入るのが苦手なのと一緒で、センスの良さを際立たせると、お客さまが引いてしまうのです。

つまり、僕たちがブランディングを行う際には、スタイリッシュさを意識することよりも、親しみやすさを常に意識することが大切です。それはデザインだけではなく、言葉の使い方や写真の撮り方も同じです。

正しいブランディングの方向性とは?




もう少し具体的に説明すると、色使いでしたら、上の写真のように、黒を中心としたモノトーンの配色はクールでスタイリッシュな印象を与えます。一方で、親しみやすさはまったく感じられません。これでは人を遠ざけてしまいます。



親しみやすさを感じるデザインというのは、このように白をベースとした「自然な雰囲気」が漂うものです。上の写真は同業他社の「フォースタイル」さんのサイトです。とても親近感の湧くデザインに仕上がっています。

ブランディングといっても、キザでクールな雰囲気を目指すのはNGです。爽やかで、親しみやすさがあって、透明感のある見せ方こそ、パーソナルスタイリスト業の正しいブランディングの方向だと考えてください。

そして私たち自身の写真の選び方も同じです。キリッとした、格好いい表情は人を遠ざけてしまいます。やわらかい笑顔、楽しそうな表情を浮かべた写真をホームページの中にたくさん使うようにしてください。

参考となるホームページデザイン


以下、パーソナルスタイリストの中でも「正しいブランディング」を行っているホームページをいくつか紹介します。これらのサイトに共通するものは何か。ぜひ研究してみてください。

▼フォースタイルさん
https://www.forstyle.biz/

▼みなみ佳菜さん
http://kana-minami.com/

▼エレカジさん
http://www.elegant-casual.com/

▼ソーニョスタイリングさん
http://sogno-styling.com/

優れたウェブデザインに触れ続ける




また、日頃から優れたホームページデザインを常に見て、研究するクセを付けるようにしてください。サイトデザイン、言葉の表現、全体の世界観、それぞれが上手くマッチしたホームページをたくさん見ることで、あなたのブランド作りに活かすことができます。

こちらのサイトを定期的にチェックして下さい。優れた国内のホームページデザインが並んでいます。良いものに定期的に触れ続けることで、あなたの感覚は確実に磨かれるはずです。

▼Webデザインクリップ
https://www.webdesignclip.com/


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