3-1 ブランディングの全体像



あなたは「ブランディング」という言葉を聞いたことはありますか?

言葉の定義は様々ですが、こちらの講座では「多くの同業他社の中から、お客さまに選んでもらうための差別化の方法」と定義します。

パーソナルスタイリストは既にたくさん溢れています。参入障壁も低いため、毎年たくさん人たちがこの業界でデビューします。その中で、いかにお客さまに選んでもらえる存在になるか。光り輝く存在になるのか。それがブランディングの意義であり、目的だと考えています。

お客さまに「選ばれる存在」になるためには?


家電製品の中でも、アップルの立ち位置は独特です。「アップルでいいや」ではなくて「アップルがいい」そう思ってもらえる存在です。アップルを買う時、お客さまは他のブランドと機能の比較なんてしません。そこに絶対的な信頼があるからです。

私たちもこのような存在を目指すべきです。価格で比較されて、「安いからここでいいっか」というのは最悪です。価格競争に巻き込まれたら、長くこの仕事を続けることはできません。

お客さまに選ばれる存在になり、業界の標準よりも高い金額でサービス提供する。これが私たちが目指す先です。そのためには、他社との明確な差別化戦略を取る必要があります。

それぞれのスタイリストの持ち味を磨く


3章ではブランディングによる、他社との差別化の方法についてお伝えしていきます。

ブランディングには様々な手法がありますが、大きく分けると以下の3種類の方法があります。

①コンセプトに独自性を持たせる
②デザインで違いを出す
③ストーリーを描く


この3つです。

「自分」という素材を使って、いかにサービスを魅力的に見せるのか。ここには最大限の工夫が必要です。なぜなら、あなたは既に後発のスタイリストだからです。

まだ何者でもないからこそ、ブランディングは大切




まだ同業他社が少ない時期であれば、パーソナルスタイリストという職業を選んだだけでも「差別化」になります。

ところが現在のように既にたくさんのスタイリストがいる状況だと、他との明確な違いを出さなければ、お客さまに見つけてもらうことさえもできません。

「まだ何者でもないあなた」だからこそ、ブランディングは大切なのです。

■この人は実力がありそうだな
■この人だったら問題解決してくれそうだな
■頼れそうだな

このような印象を作っていく。それがブランディングです。

活躍するパーソナルスタイリストになるためには?


僕はこのブランディングというテーマが大好きです。それぞれのスタイリストが自分の経験やコンプレックス・悩みを上手く活かしながら、圧倒的なブランドを築いていく。この過程こそが起業の醍醐味だと思うからです。

最初は誰もが「パーソナルスタイリストになる」という目標を掲げて起業します。でもそれだけででは選ばれる存在にならない。

試行錯誤の末、それぞれの「ブランド」を築いて、売れっ子スタイリストになっていく。活躍しているパーソナルスタイリストはみんなこの「ブランド」や「独自の世界観」を築いています。

みなさんには、独立当初から、独自のブランドを築いてもらいたいと思っています。

それでは早速、具体的な項目へと移っていきましょう。

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