3-5 プロフィール写真



パーソナルスタイリストとしての活動を始めたばかりの段階では、あなたは「ただの一般人」に過ぎません。誰もあなたのことをスタイリストだとは認識していないからです。

ではどうしたらスタイリストになれるのかというと、周囲の人たちから「あの人はスタイリストだ」と認識された瞬間から、あなたは本当の意味でのスタイリストになります。資格があるかどうかはあまり関係ありません。

ここで大切なのが、「スタイリストらしく見えること」です。あなたが実績のあるスタイリストだったとしたら、地味な見た目でも構いません。実際にものすごく活躍しているスタイリストの中でも地味な人はたくさんいます。

しかし、活動をスタートして間もない、無名な時期だからこそ、「それっぽく見えること」はものすごく大切です。

お客さまも新人にサービスを頼みたくはない


あなたがこの業界で既に活躍しているような人物に見えなければ、お客さまは安心してサービスを頼むことができません。誰だって経験が浅いスタイリストにわざわざサービスを依頼したいとは思わないからです。

いかにハッタリを効かせることができるか、これは初期の段階ではものすごく大切です。

僕は独立1年目の時には、「独立したのは3年前です」と言い切っていました。もちろん嘘を付くのは褒められたものではありませんが、それくらいに自信を持って振る舞うことで、お客さまも安心してサービスを受けることができるからです。

プロっぽさを見た目から感じさせる


あなたの見た目から素人っぽさが漂うようではダメです。「この人はプロなんだな」「この人にお願いしたいな」そういう雰囲気を見た目から作っていく。これがブランディングにはとても大切です。

活躍できていないパーソナルスタイリストのホームページを見ると、そこには「素人っぽい雰囲気」が漂っています。この人は売れっ子なのか、それとも全然売れていないのか。それは直感的に判断できるものです。

たとえばプロフィール写真。これだけでも、その人が売れているかどうかは分かります。スマホで自撮りしたようなもの、古臭い写真、良い表情ではない写真なんかはもっての他です。

プロフィール写真がイマイチだと、お客さまから信頼感を得ることができません。その時点で「この人は頼りないな」と損切りされてしまいます。お客さまから信頼感を得るためには、プロフィール写真をしっかりと用意することがものすごく大切です。

写真はプロに撮影してもらう




大前提として、プロフィール写真は必ずプロのカメラマンに撮影してもらいましょう。自撮りもダメ、知り合いに撮ってもらうのもダメです。一定基準を越えたカメラ機材で、最高の1枚を撮影することが大切です。それにはプロに依頼するしか方法はないです。

そもそも、写真に撮られ慣れていない人も多いかと思います。それも当然です。ましてやプロに撮ってもらうのは初めてという人もいるでしょう。でも、このパーソナルスタイリストという仕事を始めた時点から、僕たちは自分のビジネスにおける「主役」になります。

ちょっと大げさな言い方ですが、芸能人やアーティストと立ち位置は大きく変わりません。自分を主役として売り出していくことが大切です。「写真に撮られることが恥ずかしい」なんて言っている場合ではありません。覚悟を決めて、写真に撮られることに慣れていくしかないのです。

僕も最初は写真に撮られるのが恥ずかしくて仕方がなかったです。できれば顔出しだってしたくなかった。でもどうでしょうか? あなたがお客さまの立場だったとしたら、顔もよく分からない人にサービスを安心して頼めますか? 僕はちょっと心配です。

プロフィール写真というのは、信頼感を得るための看板のようなものです。適当に用意していいはずがありません。必ずプロに依頼して撮りましょう。

どこでカメラマンを探せばいいのか?




でも、どこでプロのカメラマンを探せばいいのか。きっとみなさんも分からないはずです。僕が独立したての頃は当時ギリギリ残っていたmixiで募集を掛けて、必死の思いでカメラマンを探しました。

ところが今では、気軽にプロに撮影を依頼できる時代になりました。以下のようなサービスを使うと、簡単にカメラマンを見つけることができます。

①暮らしのマーケット
https://curama.jp/cameraman/

②タイムチケット
https://www.timeticket.jp/items/a/search?c=17

③ココナラ
https://coconala.com/categories/352?ref=top_categories

上記のようなカメラマンのマッチングサイトを使うと良いでしょう。フリーで活動するカメラマンがたくさん在籍しています。

単価はピンきりですが、1時間で5,000円〜15,000円程度でお願いすることができます。1時間もあれば、それなりの枚数を撮ることができます。

たくさんのカメラマンがいる中で、写真事例を見たり、プロフィールや文章を見ながら、「この人が良さそうかも」という人を絞り込んでください。

私たちはこれからたくさんのプロに依頼をしながら仕事を進めていきます。その中で「実力のある人」を見極める目も養うことが大切です。

値段が安ければいいというものではありません。今後のビジネスの成り行きを大きく左右する大切な写真です。ケチらずに、自分が納得できる方に撮影をお願いしてみてください。

高品質のカメラマンに依頼する




思い切って優秀なカメラマンに本格的な撮影をお願いするのも良いでしょう。カメラマンも実はピンキリで技術にも大きな差があります。

以下の2つは実際に僕も使っていて、とても素晴らしいクオリティを持つカメラマンです。こちらも検討材料にしてください。

▼ビジネスプロフィール写真の専門家:清水啓介
https://business-portrait.biz/

▼UNITED
https://www.g-studio.jp/profile.html

どこで撮影をすべきなのか?




ちなみに撮影は屋外で行うようにしましょう。先程、ご紹介したカメラマンは、あなたの希望する場所にまで来てくれて撮影を行います。白背景のプロフィール写真よりも、背景に景色があった方が、自然で好感度の高い写真に仕上がります。

都内だと丸ノ内の仲通りが良いロケーションです。周囲にたくさんのアパレルショップがありますので、「スタイリストっぽさ」が出しやすいでしょう。ぜひ参考にしてください。

お客さまに好感を持ってもらえる表情とは?










ちなみに表情ですが、キリッとしたタイプと柔らかい笑顔、あなたはどちらが親近感を覚えますか? スタイリストという職業は、ファッションが苦手な人からすると、ちょっと近寄りがたいイメージがあります。

そのため、格好付けた表情やキリッとした顔はかえって逆効果で、お客さんを遠ざけてしまいます。できるだけ、柔らかい笑顔の写真を撮るようにしてください。上にご紹介した写真を参考にしてみてください。

もちろんバリエーションとして様々な表情を撮影しておいた方が良いかと思いますが、仕上がった写真を身近な人に見てもらい、印象の良い写真をプロフィールに使うようにしてみてください。

写真のポージング




写真のポーズですが、上の写真のような正面を向いた正統派なものは必ず必要になります。



それともう1つあると便利なのが、上のように実際にサービスを提供している雰囲気が分かるような写真です。スタイリングしている風景の写真があるとすごく便利です。

僕は独立して3年目くらいからプロフィール写真にこだわり始めました。その時に撮影したのが先程のスタイリング風景の写真です。こちらのプロフィール写真を使うようになってから、急速にブランディングが加速しました。

プロっぽい雰囲気が相手に伝わるようになったからです。あなたもこのような構図の写真を撮ってみてください。

様々な写真を撮ってもらう




最後に、せっかく出張撮影をしてもらうからには、たくさんのバリエーションの写真を撮ってもらいましょう。

たとえば、カフェでお客さんと話をしているシーン(カウンセリング風景)やお客様とショッピングしている姿の写真も撮ってもらいましょう。これらの写真はホームページ制作の際にとても役立ちます。

写真素材はたくさんあった方が便利です。様々な写真をプロのクオリティで撮ってもらうことと後々活用することができます。無料スタイリングを提供するタイミングでいいので、積極的に撮影をするようにしてみて下さい。

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